マシュマロとは元来、フランスにおいてmarsh（沼地、湿地）に群生するmallow（あおい属の植物）の根からとれる粘りのある汁に卵白や、砂糖を加え味付けし、軽い泡がたつまで撹拌混合して作られた薬用食品に由来しています。

今日のマシュマロはふわふわとした純然たる菓子として、よりソフトな組織と長い日持ちをもたせるよう、いろいろ改良がなされ、味覚の点からも昔のものとは大きく変わってきています。

他の菓子にはみられないマシュマロの独特な弾力と感触は、その軽い風味と合わせ、世界中の多くの人々に愛され親しまれています。

特にアメリカにおいては、チョコレートやキャンディーと同じようにたくさん売られていますが、日本と違うのは、焼いて食べる事が多いことです。

ピクニックやバーベキューの時など、マシュマロを串に刺して直火であぶって食べると大変おいしいものです。

マシュマロの頼りなげな味は、そのまま食べてももちろんおいしいですが、コーヒーやココアに浮かべたり、フルーツサラダに添えて食べたり、またデザートに利用したり、工夫次第で更においしく食べられます。