一般的マシュマロの原料は砂糖、水飴、コーンスターチ、ゼラチン、卵白、香料等であり、他にゲル化剤、改良剤として寒天やアラビアガム等が、使われる場合があります。
砂糖、水飴はマシュマロのボディの形成に欠かせない主原料ですが特に砂糖は起泡をたすけ、又水飴は適度の保水効果があり、マシュマロの乾燥防止に役立っています。
ゼラチン、卵白は起泡剤として使いますが、起泡性、保形性等の点から、単独または併用されます。
コーンスターチはデポ式マシュマロの絞り型として使い、また附着防止のための“とり粉”となります。
他にマシュマロの重要な原料として空気と水があげられます。
固形原料より多いボリュームの空気が、マシュマロに混入され、弾力と組織を形成し、適度な水分が製品の粘度をコントロールし、多くの空気の混入を可能にしています。水と空気なくしてマシュマロは、できないといえるでしょう。 |